tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

Superprestigeアフターパーティーの笑いと恐怖

ええーっともう、2週間前のことになってしまいました。一旦エントリしたのですが、昨年のパーティの写真を貼ってしまい、あわてて削除しましたものの、書き直しです。遅くなってすみません。

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獲物を確保した獣のような、鋭い目の女性。。

「まな板」の上には、ややダンディな中年男性。

もう、私は怖くて怖くて。。。
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上記画像は、先日Superprestige最終レースMiddelkerke終了後開催されたアフターパーティーの会場で流された、あらかじめ撮影されたもの。
↓パーティーの様子。

おそらく人気バンドによる歌謡ショー、上位選手が登場する際には、場内にレース画像がかっこよく流され、合間にビデオが流されていた。

http://www.vier.be/veldrijden/videos/en-met-de-trouw-niels/33902 ←ここにビデオ集がある(thanks to: ヨーコさん)
【学校コント】

  • 教室に座るNys, Vantronout, Wellens, Albert, Peeters。
  • 有名コメディアンの男性が出てきて、ものまねのお題を出す。
  • 最初はWellensの父親。手本とすべきインタビュー映像が出た時点でもうWellensは真っ赤になって笑っている。
  • NysがWellens父の帽子のつもりということで、バケツをかぶらされてそれでも気を悪くすることなく、ものまねをして見せる。
  • ほかの選手は大笑い。
  • Albertが題材。話ながら顔や頭のあちこちを手で触る癖があるようだ。そして"ya kijk"を連発。どういう意味かな。クラースがまじめに、一生懸命やってみせる。


  • 選手同士のマネって気まずくなりそうだけど、明るくて、ひたすら笑う。言葉はわからないけどこちらも面白くなってしまう。

  • Lars van der HaarのまねをするPeeters。小柄な彼のマネをするのに跪いて背を低く見せるというやや顰蹙な芸(苦笑)表情や口調はいかにも子供が一生懸命答えてる風情。
  • クイックステップのジャージを着た、Stybarの物まねさんも登場する。彼のとつとつとしたフラマン語を茶化しているのか。
  • この面白いビデオに、なぜパウエルスがいないのか。。いじってもネタにならなくなるからなのか。。
  • ちなみにパウエルスはこの日のパーティー、体調不良により不参加だったとか。それとは関係ないでしょうが。

【Nys嫁に刈られるコーナー】

  • まずAlbertと彼女ネタのコントがあり。
  • 注目はそのあと(上記3分10秒ごろから)。
  • Nysの奥さんイザベルさんは、美容師であるらしい。
  • そのイザベルさんのお店にお客になってくるのがWellens, Albert, Pauwelsと、Mario De Clercq(現Sunweb監督)
  • イザベルさん、モデル出身だけれど、そつないやり手だ。
  • ジャラジャラの腕輪と血豆のような色のネイル、アイラインはぐるっと太目で攻撃的な装いだが、誰にでも明るく接客している。

  • Albertとは素で楽しそうに語りながら。
  • よるべない小動物のようなパウエルスには優しく、でも容赦なく刈るイザベルさん。パウエルス、大丈夫?

  • ニュージーランドからベルギーのレースに参戦し、いつも後方を走るひげのAlex Zander Revellまで呼ばれている。ベルギーでは、すっかりアイドルらしい。トレードマークの口髭もかなりさっぱりさせられていた。

  • そして、マリオ・デクレルクさんですよ、。レースのストリーミングのときにしょっちゅうコメントを取られてる人。最近では、今年ベルギー選手権で自分のチームSunweb-Projobのクラース・ファントルノウトが優勝したときの感涙っぷりが印象的ですね。
  • 普通に笑顔で着席しているマリオさんですが、ええ、この人をNysの奥さんが刈るのか!と恐怖に震えましたよ。。

======(過去の因縁)======

二人は私の知るところでもいまだに批判しあう仲のようなんだけれど。その原因を作った、世界選。

  • 当時ラボバンクに所属していたNysを含むほかのラボバンク所属選手は、チーム側から、レース前に「地元オランダのグローネンダールが勝つのを邪魔するな」と厳命された。
  • アタックしたオランダ人、グローネンダールを追走する形になったベルギー人二人デクレルクとNysだったが、Nysはあくまでも先頭交代しない。イラつきをあらわにするマリオ・デクレルク。おかげで、ベルギー人同士協力すれば獲れたかもしれない世界選優勝をみすみす逃すことになる。
  • 表彰式でNysもマリオも二人が涙を流す。
  • レース後インタビューの席上の雰囲気の異様なこと。そしてNysの鉄面皮には驚く←ぜんぜん可愛くない

・・このことがきっかけで、二人は宿敵の関係にあるらしい。。以後、ことあるごとに「あいつのやりそうなことだ」「彼の考えてることはお見通しだ、つまり・・」などと言い合っているらしい。

=====(話は戻る)======
・・・ということで非常に緊張した二人の邂逅でしたが、

穏便にハグして、マリオさんは「メルシー」とお礼を言って終わりましたとさ。

  • ツイッターで「切ったのが毛だけでよかった」と安堵していた人もいましたが。
  • まあ、奥さんには罪はないし。また面白いので悪口言い合ってねw

(話、すっかり逸れました)