鬼平犯科帳、やっぱりイイ！

先日からときどきCATVで時代劇チャンネルを見る。今日は中村吉右衛門の鬼平犯科帳。
池波正太郎の原作も読み漁ったが、ドラマも落ち着いたつくりでいいなあ、俳優達が渋い。おぢさん俳優達だけの世界でこんなに見せるTVドラマっていい。悪役だってけっこう味わい深く描かれ（というか味方側も盗賊とか元盗賊だらけなのだが）、としみじみ見る。池波作品に欠かせない江戸の食事シーンの描写だが、軍鶏鍋のシーンはあまりおいしそうに見えなかったのが残念。大福はおいしそうだった。
子供達には「話がみえない、なんだこれ」と不評。だから、「密偵っていう仕事があって、火付盗賊改めっていう仕事があって情報を集めててー」、ともたもた説明するが「わからん」と一蹴される。引越しの時に売り払った鬼平シリーズ、又ほしくなってしまった。