屠蘇散

パンパンに膨れ上がった冷蔵庫内も隙間がでてきた正月二日ですが。
皆様お屠蘇は飲んでますか（いきなり）。うちは毎年飲んでいます。

年の初めにこれを服する時は年中の災厄を避け、福寿を招く。

と伝えられているようです（株式会社　栃本天海堂　屠蘇散外袋より）。

薬草が調合されていて、一晩お酒につけておくと甘い風味とスパイシーな香りのお酒ができる（個人的にはみりんはいれないのが好き）。
ほら、vin chaudあるいはグリューワイン*1とかいってスパイスいれて飲むワインあるじゃないですか、それの日本酒版ではないかと踏んでいますよ。

薬草に親しむ−屠蘇散
中に入っている生薬はおもに

一般的にはオケラの根(白朮)・サンショウの実(蜀椒)・ボウフウの根(防風)・キキョウの根(桔梗)・ニッケイの樹皮(桂皮)・ミカンの皮(陳皮)など、身体を温めたり、胃腸の働きを助けたり、風邪の予防に効果的といわれる生薬

だそうです。（グリューワインと、肉桂（シナモン）と陳皮（オレンジピール）は共通ですよね？昔の屠蘇散はもっと強い生薬もはいっていたようですが）
まだ試してない人、風邪予防にいかがでしょうか。薬局で（マツキヨのレジ横とか）ティーバッグ状態で売っていますが、美味しいですよ。（一晩浸す時間がなければ、お燗にするとすぐに出ます）

*1:Ali gateau Basqueさんのところに作り方があります。JCのときは大変美味なものをご馳走様でした