汗のにおいのする観劇

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知り合いが出ているので夫につれられ義理で見に行ったが、予想以上に面白かった。
ほとんど夫にひきずられるように観に行ったのだけど、大阪が舞台になっているだけでなく、俳優さんたちの質が高かった。声とか動きとか。イヤー折りたたみ椅子で見るようなシアターっていうのもいいですね。人気のあるシリーズらしく、満員。

• 夫は演劇関係の人が出入りする職場にいたことがあって、ときどきその関係の舞台を見るんだけど、彼らって本当に礼儀正しいらしい。たしかに開演前入場整理していた若手君たちは気持ち良い人たちだった。
• 硬い折りたたみ椅子で開演を待ってると最初誰かの足のにおい（観客のだれか）が気になって、俳優の汗が飛んでくるような距離で歌とダンスをみるのが気恥ずかしかったのですが、気がつくと引き込まれてました。よく練習したんだろうなー。
• 終演後、知り合いの人と話したら「今日は3枚目役だったけど、普段は2枚目も多い」というのをしきりと力説していた（苦笑）
• 夫が、重要な役をしていた優男風の俳優が、彼はハンサムだから有名になれるかも、と力説していたのに興味がもてず、舞台となった立ち呑み屋に出入りする土方のちょろちょろした下っ端役や保険外交ウーマンの元気のいい女性役のほうに気がいっていた自分。だって、すごい個性と芸があると思ったんですよ彼らにも。