tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

ハモンド、2位は譲る

Cycling Weekly: Cycling News, Bike Reviews, Sportives & Forums
http://www.britishcycling.org.uk/web/site/BC/cyx/EventReports2009/20090111_national_cyclo_cross_champs_day21.asp
昨日シクロクロスの英国ナショナルチャンピオンシップがBradfordのPeel Parkで開催された。

  • CWの戦前評ではハモンドの優勝を予想(理由:いつもすこししかシクロクロスのレースに出ないでも、勝って来たから。ただし、コースが彼向きかどうかは疑問。天気しだいというのもある)
  • British Cyclingの予想では、ハモンドは3位以内にはいらないというものだった。BC予想の優勝候補はMTBが主戦場のKileen。昨年の同チャンピオンシップでテクニカルなコースで危うくハモンドを破りそうなところまで行った。変化のあるコースで、階段のぼりのあとの最終ストレートは短いという、確かにロジャー向きではなさそうなコース(つまり最終ストレートが長いと、スプリントで勝てる)。

というわけで、結果は、、

1 Jody Crawforth (Arctic) - Premier RT 1 2m 43s
2 Paul Oldham (Hope Factory Racing) at 0:7
3 Roger Hammond (Cervelo Test Team) at 0:10
4 Oli Beckingsale (Giant Racing) at 0:27

  • 上の4名は最後の数周、くんずほぐれつ、アタック合戦を繰り返したらしい。
  • Crawforthは大変好調で、当日のスリッピーなコンディションでテクニカルなコースをとても得意にしており、狙う気まんまん。
  • Beckingsaleが積極的なアタックのあと落伍。Crawforthが他を引き離すが、Oldhamの目覚しい働きでHammondとCrawforthに追いつく。3者のうち、スプリントになるとHammondが勝利する可能性が高いので、そうなる前になんとか引き離そうとCrawforthとOldhamがアタックを繰り返すが、Hammondはことごとくそれを潰す。
  • いよいよ最後の階段。担ぐ姿は不恰好にみえたCrawforthが真っ先に階段を上り終え、鮮やかに差をつけて最終ストレートに、ハモンドは追いつけず。
  • 負けを悟ったハモンドは短い最終ストレートでOldhamとスプリントで競うことはせず、上半身を起こした。Oldhamは労せずして2位。Oldhamの途中の働きに報いたと思われる。
  • 最終ストレートのところに集まった群衆は首を伸ばして誰がくるかと待ちうけ、語り草になりそうな戦いを見届けた。

のだそうです。
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Jody Crawforthは数年前ハモンドが勝利したナショナルチャンピオンシップでかなり良い走りを見せ、そのときの英国の掲示板は、Jodyが勝ったらよかったのに。。というJodyびいき評が相次いでいた記憶がある。人柄もいいのだろう。

  • いいレースだった模様。お疲れ様でした。

20090111163253(c)Andy Jones


ロジャーは英国チームジャージでポディウムに。サーヴェロはまだ長袖ジャージを作っていないのか、、まだ1月18日のプレゼンまではジャージ封印なのか。。走っているところの写真はまだぼけたのしかなくてわからず。

(後記:走っているところ、でたー)
www.cyclingnews.com - the world centre of cycling(あからさまにMUJIユニクロ?)な白無地+黒無地ジャージでした。