tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

夏休み 3日目(終わり)

夜明けに目覚めたら、5時前。夜の虫の声とカラスだなーとぼーっとしてたら数匹のヒグラシの声が。その後一気にヒグラシの声が広まって、部屋中ヒグラシの声で満たされる。すごいなあ。。朝ってこんな風にやってくるんだと実感したのは久しぶり。携帯のボイスメモで録音したけど、カラスの声の周波数のほうに合ってしまっていて、ヒグラシはうまく音が拾えていなかった。残念。環境CDのようだったのに。
その後また一眠り。今日はとりあえず、お盆で混んでるだろうし、やたら暑いので目的を絞った。

「小町通のクレープ屋で洋酒と砂糖だけを塗ったシンプルなクレープを食べる」

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義姉はコアントロー&シュガー、私はキルシュワッサー&シュガーにした。下のほうが持てないぐらい熱かった

シンプルではなく娘の食べたアイス入りココアシュガー。ゆっくり食べていてもアイスが溶けなくて不思議だった。ちょっと冷ました皮につつんでいるからだとか。あれ、小僧の食べたのが何だか忘れてしまった。
コクリコクレープ店 (コクリコ・クレープテン) - 鎌倉/クレープ [食べログ]店内でも食べられる。

  • われわれをよそに最近知り合いに麩まんじゅうの話を聞いて麩まんじゅう食べたい思いに取付かれていた夫だけは麩まんじゅうを別のところで買って食べていた。
  • 義姉いわく、行列がないときに注文したので、鉄板のなじみがよくないタイミングにあたってしまった、行列ができてフル回転で焼いてるときのほうがクレープは美味しいのではないかという説。なるほど。自宅で薄焼き卵を焼くときも連続で焼いたほうがいい感じだしね。


あまりの暑さにとにかく手近に飛び込んだお店で案外おいしかったしらす丼定食。生姜がたくさん入ってるのが新鮮だった。

  • そのあとおせんべい屋でお土産を買っていたら、招待チケットをもらったので、近くの鏑木清方美術館を見て帰る、一度見たかったし、さらに解説の話が聞ける時間帯にいけたので、ラッキー。
  • 平屋で小ぶりな造りだけど、なかなかきれいでいごこちが良い。美術書の図書館みたいな、庭に向かったカウンターに座ってのんびりできる空間もあった。
  • 画室が再現されていて、広い座卓に、機能的に並んだ道具類、シンプルな室内、とても快適に制作できそうで感心した。この人は14のとき有名な師匠に弟子入りして16歳にはもう雑誌の挿絵画家としてデビュー。当時の挿絵もすごい完成度が高い。昔は大人になるの早かったんだな。。毎日新聞創設者の息子だったので、余裕があったんだろうか、ゆったりすっきりと美しい美人画が得意だったらしい。個人的には戦争時代に突入する前の筆の力の抜けた絵が好きだった。戦時中軍に言われて?献上した若武者の絵の下絵もすがすがしい美しさだったが、線がびしっとしまくっていた。
  • 渋めのブルーグレーみたいな色(離宮鼠とか錆青磁とかいうかんじ?)の着物の袖から、襦袢の朱色がちらりと覗く色使いが良かった。http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakamaki/dentouiro.html

鎌倉市 鏑木清方記念美術館[rakuten:book:12849740:image]
ああ、夏休みおわっちゃったー。帰宅したらさいたまは異様に暑かった。前日クーラーを切って閉めてでかけたマンションの室内のほうが、夜の外気より涼しかった。