tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

国会丼

戸外を歩くと生命の危機を感じるほど暑いこの2日間、仕事で調べ物をするため国会図書館にいた。1日目、職場から乗り継ぎがスムースなルートを選んだが、失敗。10分程度外を歩いたら身体が蒸発するかと思った。この天気では電車を降りて外を歩かず乗換駅で地下を延々と歩くほうがいい。国会議事堂裏は警備の人と装甲車? が多くて、普通の街とはぜんぜん違う。冷たいものがほしくてもコンビニも自販機もないよ! 図書館の横の道を通る人は作業員ふうの人も公務員ふうの人ももれなく用事と行き先を警官に質問をされてた。

  • 本当にここの貸し出し→複写依頼って時間がかかって仕方ないが、10年くらい前とくらべると貸出申し込みも自分で端末で検索し、申込入力までできるのは進歩だ。以前はひとつ本を借りるのも、もっと延々と待った挙げ句に係員とのややこしいやり取りが必要だった。複写は端末で入力して印刷した申込用紙にさらに手書きで必要事項をあれこれ記載が必要なのはなんでだ。複写依頼カウンターの裏に大量にコピーをするエプロンつけた人達が立ち働いているのを見るのは壮観。皆さんなぜか清潔感のある男性ばかりのようにみえたが採用はどんなふうにしているんだろう。
  • 以前は係員のものいいに不満があったような気がしたが、どの係の人も大変丁寧だ。国家予算の無駄遣い的な批判がここもターゲットにしているんだろうか。
  • 開架にある大きい本3分冊みたいなのを2日目も取りに行ったらない。端末で所蔵冊数をみるが、その棚にあるものしかないようだ。近くの席上に3冊重ねておいてあって、席の主は居なかった。30分くらいまって帰ってきた学生さんみたいな青年に「こちらも見たいので、見ていないのから先にこちらに貸して欲しい」といったら、使っているのは1冊だけだから、あとはどうぞとあっさり貸してくれた。ええ子や。
  • 館内はゆったりして、掃除が行き届いていて、冷房は弱めで、快適だった。入館に少々手続きが要るせいか街の図書館でときどきみかける、涼をとりにきてるだけの人はいないが、引退後趣味の文学書を読みあさりに来てるふうの人とか、少年漫画の週刊誌のバックナンバーを山ほど借り出して延々とソファで読んでいる職業・年齢とも不詳な人とかはいた。

二日目の昼に食べた、食堂の「国会丼」。カレーと牛丼と半熟卵。「新・国会丼」はカツどんのように見えたけどよくわからない。「新」のほうがコレステロールが溜まりそうだった。本当は1階の喫茶室の五穀米カレーをトライしたかったけれど、手元のワゴンに山と積んだ雑誌の複写依頼して返却してから行ったら売切れていた。