tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

愛知牧場の坂道ダッシュ

一度行ってみたかった愛知牧場に行ってきました。応援の声が絶えない賑やかでアットホームな会場でしたが、印象に残った応援風景。

シクロクロスの応援といえば、知り合いを励ましたり、仲間うちネタでいじったり、順位やタイム差を教えたり。西と東では沿道の掛け声のフンイキが違う。東海では通過する皆に応援の声をかけるように感じた。

 

 JCXレースの開催された二日目、通称「モーモー坂」という登りに陣取った男性が、声援しながら並走で繰り返し坂を駆け上がる。

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私の見ていたところでは、丸山選手、小坂正則選手や唐見選手などベテラン選手のときに並走をしていたようだ。

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わざわざ坂の下まで降りて目当ての選手が来るのを待つ。

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掛け声はひたすらシンプルに名前を連呼で、大声で繰り返されてもほほえましい。坂道でも無理なく腕が振れて軽く足も高く上がる身体能力の高さ。なにより、表情が楽しそう。

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こんな坂でこんな走り方、自分はできません(笑)カメラをぶら下げてよちよち上り下りしていました。。
モーモー坂にいる限り目に入ってくるこの方の坂道ダッシュ並走を繰り返し見るうち思い出した。C1スタート前の佐宗さんのところに来ていた人。

DSC_6094今自転車やってないの?やってない。みんな来るみたいだから、会場に来てみた。というような話をしていましたっけ。とても強い、すごい選手だったと佐宗さんが教えてくれた。

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いい応援ですねー、と声をかけると、いやあ、前からやってる人しか知らなくて、最近の人はわからないのでね、とのこと。ヒカル選手もレース会場の大ベテランですしね。

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唐見選手への連呼数と並走ぶりはひときわ熱かった。

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坂道も最後まで登りきる。

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こちらC2で勝利した千田さんも対象者らしい。

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三船さんも対象。

一つのレースで対象者全員に坂道ダッシュをしているとしたら、何本登っていたのだろう。「僕のことは撮らなくていいですよ」と言われたのですが、これらの写真、多くは知らないうちに映りこんでいたもの。

小坂父から「タンネさん、一緒にいるところの写真を撮ってほしい」と声がかかった。

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「フランスで世界選があったときに一緒に出たんですよ」とのこと。元韓国代表選手だったミスターキムこと金世保さん。フランスの世界選といえば、2004年のPontchâteauだろうか(Wikiで検索)。とご本人に聞いたら90年代とのこと、1996年のMontreuilかな。
息の長い競技かもしれないけれど道が分かれる仲間もいて、それでも再会したらお互いに元気が湧いてくるような存在、いいですね。