tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

スコット・サンダーランドの日記

自転車ロードレースのアレッシオ・ビアンキのいつもにこやかなベテラン選手、スコット・サンダーランド。Cyclingnewsに長年日記を寄稿している筆まめ選手でもある。
ツールの最終日、ハンドルにお子さんを乗せて走った選手といえば思い出すであろう。

Cyclingnewsのサンダーランドの日記コーナー

軽やかでほがらかな自転車選手の横顔が見えてくる。
今年のツール・ド・フランスでも最終日の迫った第18ステージの日記では
逃げにのらなくちゃ、と脳みそが足に電話をかけるんだけど、ringing, ringing,…足は返事しなかったんだ(笑)とか
パリについたら同僚と奥さんとメキシコ料理が食べたいんだけど、読者の人だれかクルーになって案内してよ!とメール先がリンクされている。
なんでも期間中のプレーンな食事に飽き飽きして味のはっきりした料理に飢えていたようだ。

また、最終日の日記。
帰宅して、2歳の子のベッドにもぐりこむ。目を覚まして久しぶりにみるパパに狂喜してパパの顔をいじりまくる子供のかわいらしさと父親の喜びが素直につづられている(そのあとすぐ次のレースに出発する荷造りをしていて大泣きされるのだが)

しかし、あの大変なツール期間中、よくもあれほど長文の日記が書けるものだ。
素直にさらさらと感じたことを書き出すのがうまいのだろう・・・
第15ステージのときはレース中に観客の何人かから"Go Scotty, great diaries, go man!" といってくれた、とある。多くのファンたちに楽しまれているらしい。

自転車ロードレースの選手、日記をマメにつける人が多い。
こつこつ練習することが要求される競技だからか。。