tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

あらヤダ、柿をお金出して買うんですって(JC有料化その2)


・・・関係ありませんが、夫の実家のあたりでは、柿は買うものではなく、そのへんじゅうの家とか畑でとれたものがコミュニティ内を飛び交うものであり、もらうもの、もしくは自ら収穫して食べるものだそうです。結婚当時東京に住んでいたときに、私が買ってきた柿をみて姑が目をむいていました。すいません関係ないです。。


PezCycling News - What's Cool In Pro Cycling
PezCyclingnewsにも日本のファンに有料エリアボイコットを促す激しい論調の記事がでました。

・・・欧米の自転車レースの伝統からして、ロードレースは(世界選などの一部レースや一部客席をのぞいて)、道端で市民誰もが気軽に観戦できるもの、資金は協賛企業から集めるもの、というのがもう根付いていて文化になってるようで、その侵すべからざる「スピリット」に反する動きが日本で起こったということで、よき伝統を汚すな自転車文化後進国めしからん!ということなのでしょうか。

  • 日本では1年にいちどしかプロチームみられない。ということは知っていてかいているのでしょうか。。ボイコットしてもうジャパンカップなしよ、なんてなったらどれだけがっかりするか。。
  • こういうレースでは選手の招聘費用は主催者もちということらしいですよね。そうするとヨーロッパ大陸内のレースよりもはるかに選手ひとりあたりのコストは何倍も高くつくわけで、そのあたりも日本の特殊事情といえるのではないでしょうか。
  • 宇都宮市では一部の人しか関心がないスポーツにもかかわらず、公共予算を使いすぎではという議論がいつもあるらしく。それを読んだとき、ジャパンカップよ続いておくれ、と祈るような気持ちでした。
  • ですから、1000円ってべつにものすごい高額じゃないし(選手がマメ粒くらいにしかみえない席に何千円もとる*1サッカーなんかと比べると安いもの)それでレースが存続するなら、しかたないと思うことにしてましたが。
  • が、本当に「スピリット」を侵すような方法を採用するほどの「必然性」があることについては、いまいちはっきりとはわからず、もやもや気分は否定できません。
  • ちなみに、たとえばですが、一人でいくとたかが1000円の入場料も、4人家族でいくと4000円。かなりのインパクトがあります。そうすると、いままで全員ででかけていたレースも、家族で一番熱心なファンであるおとーさんだけが家族を置いて出かけることになりかねないし、これまでなんかわからないけど一緒に来ていて、自然と自転車レースに生で触れていた子供たちはもしかすると将来自転車競技をする人になるかもしれなかったのに、いたずらに家でファミコンとかすることになったり(子供は、バーチャルでない生体験がとにかく大切!)、留守番することになったおかーさんの、自転車レースへの見方が冷淡なものになったりするかもしれないわけで(あくまで、、、たとえばの話ですよ)
  • 自転車競技がせっかく人気上昇中の折に、これは逆効果ですね。。ましてや昨日のコメント欄にdoroyamadaさんが書いておられた「観客数を減らすのが有料化の目的」なんて考えがもし本当なら、もはや自転車レースの発展は日本では難しいことになりそうです。

(まあ、昨年の山岳ポイント付近は人があふれすぎてて、怖かったようですし、危険な下り区域にまで人があふれても、弱小警備部隊のお兄さんたちは注意しきれない雰囲気だったらしく、たしかに人の増えすぎが警備を難しくしているのかも)

*1:浦和レッズの試合の場合、指定席4,500円