tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

フースホフトの叱咤激励と、オリーブオイルをレースに持参する男

コレイアがクラッシュの影響で昨日のスイスはDNS。骨折などはない模様。クラッシュ当日、ハウスラーが勝った一昨日のハイライトは1級山岳で

俺の後ろから離れたら殴る

http://twitter.com/joaoisme/status/16135139600
フースホフトに言われたことだとか。決してあたしゃ貴方から遅れませんでしたよ、とコレイアは言ってる。なんだ前後して後ろのほうでゴールした順位からして怪我明けのフースホフトを守ってたのかと思ったら激励されてたんじゃ。しかしトールさんカッコイイじゃないですか。

  • しかしコレイアはとにかく途中リタイアばかりな気がする。アシストで大変なんだろうけどねー。
  • 自転車雑誌編集者だった彼をもっと本格的に走るよう言ってプロに引き戻す発言をしたのはサーヴェロの創始者Vroomen氏らしいから元々超こね入社だ。でもまあスイスも呼ばれたし、評価はまずまずなんだろうか。
  • で、途中リタイアして帰宅したあとの呟きがやたらグルメ方面なのも以前おデブちゃん時代があったらしいから心配だ。確かフースホフトの鎖骨骨折のときもNYの取っておきのお気に入りのお店のチョコチップクッキーをお見舞いに送ったはず。

まあ二週間後のポルトガル選手権は出るみたいだから頑張れ。
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(追記)
http://bicycling.com/blogs/thebreakaway/
彼の最新のブログを見た(ちゃんとじっくり読んでない)カリフォルニアをリタイアしてから栄養士やトレーナーと今後の方針を相談し、南フランスに置いていたヨーロッパの練習拠点を、イタリアのトスカーナChianti)に移動。フランス(多分、モナコ)での練習仲間はたくさんいたけれど特に友人のフースホフトとリッチー・ポート(←へえ)と離れるのは哀しかったけれど、大学生のときに初めて訪れて以来、心はいつもトスカーナ地方にあるんだそうだ。レースにはいつもCastello di Ama(ワインで有名だけどオイルも作ってる)のオリーブオイルの瓶を一本持参し、チームメイトに振る舞い、トスカーナの蜂蜜も持参するほど。奥さんとの休日は毎年トスカーナで、「こんどは日本とかはどう?」と提案されるほど。フースホフトは「君はオリーブの木に囲まれてなきゃ駄目なんだね」と理解してくれたとか。。(←相当、仲良しなのですね)で、カリフォルニアのあとしばらく調整するつもりで気持ちよくトスカーナでトレーニングして、ああ夢のような暮らし、、と満喫していたところに、Van Poppelの留守電:

スイスは好きか?

というのがはいっていて急遽出場することになったらしい。(どうでもいいけどあの白髪ビックリ目でいまいち落ち着かない喋りのヴァンポッペルさん、グランツールで20勝もしてるすごい人なんですね。スプリンターだっけ)
彼がトスカーナで自転車を乗る生活を満喫しているのを読んで、本当に自転車乗るの(と、トスカーナ)が好きなんだなー、と感心したので追記した。
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コレイアは、ほぼ直前まで一般人だったのがプロチームに入ったという普通感覚での感想は非常に面白いんだけど、所詮NYの編集者上がりだけあって、先端ファッションやグルメに浸かっていた人種らしく、ときどきスノッブなところが鼻につくのはいたし方なしなのか。。例:どこそこのレストランは予約とりずらいけど最高、とか、ゼニアスポーツの服って着心地がいいからやめられないー。とか、奥さんへのプレゼントはミュウミュウのバッグとか。。。(←貧乏人の僻み。いや、世間ではこれぐらいは普通か>妻の誕生日
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で、結局、MRIの結果ポルトガル選手権は欠場だとか、どっか折れてたんか。。