tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

在宅勤務

  • 地震が発生したとき、自分の所属グループ外の変則的な米国からの指示で動いている金曜日中期限の仕事を抱えていた。期限はその日のうちに月曜日に延びたのだけれど、しばらくはそんなこと言ってもこんな時だし配慮して月曜だって延ばしてくれよ、なんて甘い気持ちでいたんだけれど、週明けが迫るにつれ、普通にやってやろうじゃないの、という気持ちになってきた。
  • 日常生活に早く戻らないといけないという思いが強くなる。しかし部屋に散乱したものを元に戻している途中で、ここは高層階だから余震でまた全部落ちるかも、と考え直した。すべて棚の上方にあるものはざっと区分して紙袋に入れ、床に並べた。その日常ではないかもしれないけど大きな問題ではない。
  • 月曜日、JRが最寄駅のあたりは完全に運休になっているのに気付き、出勤を諦める。自転車で別の路線の駅まで行ってもと思ったが駐輪場を把握していないし、下手に盗難されたら打撃。あと駅も恐ろしい雑踏のようだし。
  • 自宅から会社のPCにログインして業務に。会社のデスクトップがほぼ再現されるけど動作が重い。でも業務に穴あけることなく作業できる幸運。自宅地域が最初東電輪番停電でグループ2か4かわからなかったので取り合えず2の停電開始予想時間9:20までにすべての連絡を済ませるのに必死になった。
  • 月曜日期限の業務はもしかして私の担当分をカバーしてくれるかなと思った担当者も都内だが出勤できず。私のようにPCアクセスの段取りを予めしていないため私のほうがカバーすることに。アレンジ担当のカナダ人は助かる、と喜び。いまいちな環境だけどなんとか作業できた。
  • 停電もつぎつぎ回避になる、よくわからないが電力会社の繰り回しと世間の協力がすごいんだろう。
  • 本来の所属グループのほうの業務は月曜日は比較的おちついていたので細かい指示をいくつか出すだけで済んだ。が、若者の一人が大洗が実家で家が全壊とのこと、出勤して大丈夫か聞いたけれど、出向いても泊まるところもないし家族は元気だし大丈夫とのこと。
  • 上司からのメールで取引先業者の、私ともとても親しくしている担当者のご両親が気仙沼で安否確認ができていないことを知る。業務上数々の局面を共に乗り切ってきた同志だ。先週飲み会の日程調整のやり取りをしたばかり。また重苦しい気持ちに。ラジオを掛けていたがついストリーミングでTVニュースをみてしばし引き込まれ、気分が優れなくなってしまった。
  • しばし寝たあと、学校が休みの子供を連れてスーパーに。棚がガラガラ。パンの棚がスッカラカンなのは工場が止まってるのか被災地に回ったのか。どうせ生ものを買いだめしても停電があるかもしれないからとお寿司を買う。子供達の食欲を見るのは支えになる。